-D.I.Y-
- ■カムシャフト オートデコンプ撤去(異音対策)
バルブクリアランスの調整も必要なのだが、バルブ音以外にも違う音が混じって聞こえている。
そう、D-TRACKERには排気側カムシャフトにデコンプデバイスが付けられているが、そこからの音だ!!
調整しようにも不良があればASSYで交換なんでウン万円コースになるのも間違い。
そこで、取り払っちゃおうと考え作業しました。又、カムから余計な物が外れてスムースに回るようになれば一石二鳥なんですがどうなる事やら…。
サクサクっと、左右シュラウド・タンク・シートを取り外してこの通り。
ゴミやらが、ヘッド内に落ちないように注意しつつ、シリンダーヘッドカバーを外します。
カムキャップ部が茶色く変色しているのは、長年の走行で蓄積された汚れですわ。
新しいエンジンが欲しい・・・。
んで、キャップも外すとこんな具合。
カムチェーンテンショナ(2ヶ所)を緩め、チェーンをクランク室に落とさないように片手で添えながら、カムを取り外します。
取り外し後もチェーンを落とさないように、針金ハンガーとかで引っ掛けておくといいかもね。
ウゲ!…にしても汚いエンジンやなぁ…
無事に取り外せた、カム。
※取り外し前(カムキャップ付き状態時)に、バルブクリアランス計測も行なったんやけど4ヶ所とも、適正値でした。
ちゅうことは、やっぱり、オートデコンプ!?
※06/04/30追記 本当の原因はカムチェーンテンショナであることが判明済み。
カム端部に取り付けられたスイングアーム(?)はプレスで押し込まれたピンで固定されいるようなので、手っ取り早く、サンダーで頭を切り落として…
ポロンと、取れました。
このままでは、回転バランスも悪そうなんで余計な部分の切り落としをしてみました。
遠慮なくジャンジャン切り落としまくりーの、形整えーので…
こんな具合に、なりました。
後は清掃をし、逆の手順で組みつけです。
と、サラッと言うのは簡単ですが、組みつけがチョットダルイんやね。
クリアランス調整、チェーンの張り、クランク位置・カム角度、サービスマニュアルは必須でしょうね。
んで、結果どうなったんよ?
聞かんといて・・・。
原因はココじゃなかったようで、(とはいっても騒音は少し減りましたよ。)どうやら、チェーンテンショナのようだ。
…というか、突き出たテンショナーピストンが、ストッパが効いている筈やのに押し戻ったりしてるしね。
そんで、チェーンが内壁を叩くっちゅう位しか考えられん。おーてるかな?
この改行は必要→